YJFXの親会社のヤフーグループでは、グループ企業の名称が「PayPay」に統一されることになり、YJFXは「PayPayFX株式会社」に変更されます。ヤフーグループであることから、Yahoo-IDと連携すると、PayPayが貰えるキャンペーンが提供されています。PayPay利用者には有難いサービスです。
YJFXは財務面が非常に良好となっています。また、2つの銀行による信託保全が図られており、利用者の資産は万全な形で守られています。安全面を重要視する投資家にとっては最適なFX業者の一つです。
基本スペック
YJFXの基本スペックは以下になっています。
1.主な通貨ペアのスプレッド
- 米ドル/円:0.2銭
- ユーロ/円:0.5銭
- 英ポンド/円:1.0銭
- 豪ドル/円:0.7銭
スプレッドに関しては上位クラスに位置しており、スプレッドで利益を削られる心配はありません。ただし、取引時間帯や急激な為替変動によって、スプレッドが広がりがちな傾向が見られます。
2.スワップポイント
- 米ドル/円:7円
- ユーロ/円:-19円
- 英ポンド/円:3円
- 豪ドル/円:2円
スワップポイントは他の大手FX業者と比較すると、若干見劣りする点は否めません。従って、ポジションを長く持ってもメリットはありません。
3.最低取引通貨数
最低取引通貨数は1,000通貨になっており、無理のない資金での利用が可能です。
4.取扱通貨ペア数
取引のできる通貨ペアは25ペアで特別多いわけではありませんが、主たる通貨ペアは全て網羅されています。
5.ロスカット基準
- ロスカットアラート通知:証拠金維持率が100%
- ロスカット実施:証拠金維持率が50%
6.手数料
口座開設手数料、口座管理手数料、クイック入金手数料、出金手数料が全て無料になっており、コストの面では負担がありません。
7.口座開設条件
- 日本国内に居住
- 年齢が満20歳以上80歳未満
豊富な機能を搭載したアプリ
従来の「Cymo(サイモ)」に代わり、新たに「外貨exアプリ」がリリースされました。Cymoの分かりやすくて使いやすい機能に加え、「複数のチャート表示」や「トレンドラインの表示保持機能」といった機能が搭載されています。これによって、チャート機能がより強化されました。
チャートは同時に4つまで表示が可能です。また、同じ時間足で複数の通貨ペアを表示する、同じ通貨ペアで別の時間足を表示するなど、チャートの比較がしやすくなっています。プライスボードでもチャートの形状を表示できるため、チャート同士の比較が容易になりました。
外貨exアプリでは以下の指標を利用できます。
- テクニカル指標
- トレンド系:移動平均線、ボリンジャーバンド、EMA、一目均衡表
- オシレーター系:ストキャスティクス、MACD、RCI、RSI、DMI(ADX)
- 足種
- ローソク足、平均足、ティック足
なお、トレンドラインを引く際は視点と終点を2回タップするだけで済むため、とても簡単です。また、マグネット機能によって、始点・終点が自動的にローソク足のヒゲに付くという利便性の高さがあります。さらに、始点・終点をセットする時にタップしている箇所が拡大表示されるため、小さなスマホ画面でもストレスを感じません。
2種類のパソコン用ツール
パソコン用の取引ツールアプリケーションには以下の2つがあります。
1.Desktop Cymo
「Desktop Cymo」は画面がコンパクトになっているため、他の情報を見ながら利用できる、また機能がシンプルで分かりすいのが特徴です。常にパソコンに表示させていても、目障りになりません。
2.Cymo NEXT
「Cymo NEXT」は高性能の取引ツールです。WindowsはもちろんMacにも対応しています。画面に様々な通貨ペアチャートを表示することができ、幅広い取引が可能になっています。
Cymo NEXTの特徴と言えるのが、ポジションの損益の表示システムです。多くのFX業者の取引ツールはポジションの損益合計を優先的に表示させます。ところが、Cymo NEXTはポジションごとの損益の有無を表示させるようになっています。そのため、どのポジションを利確させるのか、損切りさせるのかが即時に判断できます。
また、Cymo NEXTには「指値テープ」という機能があります。指値テープを使うと、指値や逆指値の注文をワンクリックで瞬時に発注できます。オレンジゾーンをクリックするとその価格で指値注文、グリーンゾーンをクリックするとその価格で逆指値注文ができます。
さらに、Cymo NEXTのメリットが「警告」の表示です。損失への対策ができていない内にアプリケーションを閉じようとすると警告が表示されます。逆指値での損切り指示を出していない際に実行される機能であり、この機能によって損失の発生を防ぐことができます。
MT4チャートの利用
取引のサポートとして、ロシアで開発された世界的な「MT4チャート」を利用できます。各種インジケーターをダウンロードしたり、自分に適したオリジナルのチャートを作成したりすることができます。ただし、チャート機能に限定されているため、注文や自動売買などの取引には使えません。対応可能なOSはWindowsのみです。
3種類のレバレッジコース
YJFXでは、1倍・10倍・25倍という3種類のレバレッジコースが用意されています。なお、コースの変更は自由にできます。各コースごとに、以下の取引証拠金が定められています(米ドル/円の場合)。
- 1倍コース:1,055,000円
- 10倍コース:106,000円
- 25倍コース:43,000円
取引証拠金は通貨の為替価格が変動すると、金額が変わってきます。
各コースにおいて、為替価格の変動に伴う追証やロスカットの数値が変わるわけではありません。あくまでも、レバレッジコースは取引の目安として捉えることが必要です。10倍コースでも、口座の証拠金を2倍にすれば実効レバレッジは5倍になり、安全性が高まります。
24時間体制のサポート
土日曜を除き、フリーコールによる24時間のサポート体制が敷かれています。FX初心者というのは実際に取引を始めると、分からないことが出て来て不安になるものです。そんな時はいつでもサポートに確認することができます。
デモ口座の利用
FX初心者にとって、最初から現金をつぎ込むのは抵抗を感じるものです。その点、YJFXにはデモ口座が用意されており、費用をかけずに実際のFX取引と同じ値動きで取引の練習ができます。当然、失敗しても現金を失うことはありません。デモ口座で知識を得てから実際の取引に進めます。
- 仮想元本:10万円~1億円で設定可能
- 取引環境:パソコン、スマホ
- 利用期間:口座登録日から約30日間
バイナリーオプションの取引が可能
YJFXでは、バイナリーオプション取引の「オプトレ!」というサービスを利用できます。バイナリーオプションには色々な取引方法がありますが、YJFXではHIGHかLOWかを予測する「ラダー取引」と、目標レンジの内か外かを予測する「レンジ取引」ができます。なお「オプトレ!」はスマホでも利用可能です。
口コミ
YJFXへの口コミには以下などがあります。
1.良い口コミ
YJFXはシステムの反応がよく、安定して取引することができています。操作でマイナスになることはありません。そのほかの情報やサポートも悪くありません。平均以上の満足度をもたらす会社だと思います。
アプリがとってもいいです。会社員という仕事柄、アプリを使う機会が多く、使いやすさは他会社のアプリと比べても群を抜けていると思います。何よりYJFXは、ヤフーグループでしたので安心してオススメできます。
利用者のリクエストに敏感に対応している。例えばスプレッド、アプリの変更及び機能の追加等。ここ数か月で利用者が非常に使いやすいFX企業になった。また、サービス全体も利用者に親切である。利用者が安心して使えるFX業者としておすすめする。
私はデイトレードを中心に取引をしています。取引するたびにPayPayが貰えるサービスに目を惹かれ、PayPay fxを選びました。 毎週付与されるPayPay残高で、少し豪華なご飯が食べられるので重宝しています。
2.悪い口コミ
動きが激しいとき、早く決済したいのに、なかなか決済約定できませんでした。何回も試して、やっと約定した時には、ほとんど利益は出ない、ということもありました。
スプレットが大幅に動いた時に、一時停止してしまい、最大損失で確定される。一回、マイナスになったことあります。また、イベントが近づくと、サーバーダウンしているみたいで、スマホからエラーメッセージが表示され、つながらないことも。
情報がリアルタイムとは言えないので、他のサイトで情報を収集しながら、リスクが比較的少ない通貨に絞って取引しています。また、滑りの多さが気になります
YJFXに適した人と適していない人
YJFXの特徴から、適した人と適していない人は以下になります。
1.適した人
- FXを利用した経験のない人
- 安全性の高い業者で取引をしたい人
- 取引コストの低い業者を求めている人
- 使いやすい取引ツールを重視する人
- サポートを必要とする人
YJFXは総合的に非常にバランスのとれた業者です。特に、安全性や狭いスプレッド、取引ツールの使いやすさ、充実したサポートは業界最高レベルと言えます。
2.適していない人
- 値動きの激しい相場で積極的にトレードしたい人
- 詳細で素早い情報を求めている人
- スワップポイントが目的の人
スキャルピングやデイトレードなど、頻繁な取引を重ねる人はYJFXの約定力に物足りなさを感じる傾向にあります。また、スリッページも起きがちな面があり、ポジションを多く持つ人はストレスを受けるかもしれません。情報に関しては受取れるニュースがFi24のみとなっており、情報ソースの少ないことは否めません。